ニュースレター Vol.125
トータルブランディング
商品導入
ビスカ商品導入クリニック:田辺歯科 クリニック 様
甲府市の西隣に位置する甲斐市は、甲府盆地の豊かな自然と利便性が調和した、山梨県内で人口第2位の都市です。今回ご紹介する田辺歯科クリニック様は、 甲府昭和ICからほど近い篠原エリアにて、2022年2月に開院されたばかり。院長である田邊達彦先生のお父様とお兄様は甲斐市内の「田辺眼科」の眼科医 であり、お母様も「甲府ミュージアムハウス」の館長として地域に貢献されてきました。ご開業前は都内で 働かれていた田邊先生ですが、"地元で家族とともに 医療で貢献していく"、その想いをうかがいました。
モダンな外観は、お母様のミュージアムと同じ方の設計だそう。「医院なので機能性は重視しましたが、中庭を設けてゆったりとした雰囲気に」。
カジュアルな雰囲気と若々しい見た目 で、40歳には見えない田邊達彦院長先生。ご本人いわく「末っ子感が出ているのかもしれません(笑)」。
受付のカウンターは、マーブル模様のような木目を活かし、ダウンライトで温かみをプラス。ブラウンの壁が落ち着いた雰囲気を醸し出します。
田辺歯科クリニック
山梨県甲斐市篠原 1422−3
https://www.tanabe-shika.net/
ロゴとホームページ制作は 提案力と信頼感が決め手に
開業にあたり、ロゴマークや HPはきちんと作りたい、と考えておられた田邊先生。ロゴマークを見た患者さんから"どうしてメガネをかけた猫が?"とよく尋ねられるそうですが、「実家が眼科で、猫好きの母が美術館をしているという地元ならではのストーリーをからめつつ、家族も含めたアイデンティ ティーが表現できればと(笑)」。実際、患者さんから"今日、 田辺眼科さんで診てもらいましたよ"と話が弾むこともよくあるそうです。ホームページは、「ビスカの営業担当の方がとても話しやすい雰囲気だったのと、たまたま同級生の医院のホームページをいくつか手掛けていたんです。一緒に創っていくイメージを持てたことが、お願いする決め手になりましたね」。ホームページはベー シックなプレミアムプランを選ばれましたが、周囲の反応は上々。眼科医のお兄様から「あの ホームページ、一体いくらぐらいしたの?」と聞かれるほどの仕上がりに田邊先生も満足していらっしゃいます。
ベンチがゆったりと配置された待合室は、ヘリンボーンの床でスタイリッシュな印象に。医療用空気清浄機も導入。
訴求力のあるサイネージで 待ち時間を有効活用
現在はドクターが1人のため、患者さんをお待たせしてしまうのが気がかりだったという田邊先生。地域柄シニアの方が多く、待ち時間にテレビを見る方が多いことに気がつきました。「せっかくなら、もっと有意義な情報を提供できないかなと思い、ビスカでサイネージをお願いしました」 。取材時はサイネージの導入からわずか数日にもかかわらず、"さっき動画で見たけど、歯周病って怖いのね∼"と自らケアを希望される患者さんもおられ、早くも手ごたえを感じていらっしゃいます。「当院は個室に近い造りで、チェアのモニターでサイネージを流しているので、テレビ好きなシニアの方にはマッチしやすいかもしれませんね」 。また、技工作業の際は口腔外バキュームの音で患者さんとの会話がしづらく、間が持たないと感じていたそうですが、最近はサイネージを活用 して、「こだわって仕上げる余裕ができました」と意外な効果も教えてくださいました。
補綴や義歯の技工、咬合の調整が得意だそう。根管治療にはラバーダムを使い、精密な治療を徹底されています。
おしゃべりしに立ち寄れる 「サードプレイス」をめざして
田邊先生は、大学病院や都内のクリニックで勤務医として長年働かれていましたが、山梨のご家族の姿を見て、「やはり自分も、地元に戻って医療で貢献していこう」と、自然に思われるようになったそうです。そのため医院のスタッフに はいつも、「家族やパートナーなど自分の大事な人を連れて来られるように、日々の清掃や滅菌業務にあたりましょう」 と話されており、ミーレの器具洗浄機を導入されるなど、目に見えない安全のための設備投資にも前向きです。「目標は、 歯医者というより、気軽におしゃべりしに立ち寄れるコミュニティーの場となること。スタッフにも、効率を追求するよりは患者さんと世間話をして、"もうひとつの居場所"と感じ てもらうほうが大事だよと伝えていますね」。これからも地域に広く開かれた"サードプレイス"として、患者さんのお口の健康だけでなく、人生そのものに寄り添っていきたいという温かい想いが伝わってきました。
広々したキッズスペース。モニターがあるので、「親子向けのサイネージを流してもいいなと思っています」。
先生のもう一つの顔
「サッカーをしていたので、まわりは今もサッカーに関わっている友人が多いのですが、最近は忙しいのと集まることが難しいので、フットサルもできず残念です。もっぱら、オンラインゲームをしていますね。時には、ビスカの営業の方と対戦することも…(笑)。」
記者よりひとこと
田邊先生の歯切れがいいお話ぶりから、 正直で飾り気のないお人柄が伝わってきました。地元愛にあふれたアットホームな雰囲気の歯科医院なので、地域と人とをつなぐ"サードプレイス"になっていくに違いない、と感じた楽しい取材でした。