ニュースレター Vol.123
商品導入
ビスカ商品導入クリニック：かもいけ耳鼻咽喉科クリニック様
九州新幹線の終点「鹿児島中央駅」から車で10分、鹿児島のシンボル・桜島を間近に臨む鹿児島市鴨池。県庁がそびえ立ち、鹿児島大学や陸上競技場、野球場も点在する、まさに市内の中心地です。「かもいけ耳鼻咽喉科クリニック」は、鴨池エリアで開業されて11年。“世紀を超える医院”をめざして設立された「医療法人紀」は、「はらら耳鼻咽喉科クリニック」や介護施設「しろうぞの」など地域の名前を冠した施設も運営されています。その理事長兼「かもいけ耳鼻咽喉科クリニック」院長の田中紀充先生にお話をうかがいました。
「時間予約」と「順番予約」を自院のスタイルで快適に運用
ビスカの予約システムを導入するまでは、ご友人と自作したシステムを使われていたという田中先生。耳鼻咽喉科は患者数が多く、当日の朝に予約する【順番予約】しか馴染みにくいという特性があります。しかし患者さんからは、“次回の診察は何日の何時” と事前にスケジュールを決められる【時間予約】への要望も多く、頭を痛めていたそうです。
「もっと柔軟に運用できる予約システムを探していたところに、ビスカなら【時間予約】と【順番予約】が両立できると知りました。【時間予約】がいっぱいでも【順番予約】の枠なら予約できるので、患者さんにも安心していただけるようです」。
実際の診療では【時間予約】から 優先して診察し、次に【順番予約】、 その後や合間に【予約なし】の方をフォロー。スタッフもすっかり慣れ、 トラブルもなくスムーズに運用されています。「当院の診療スタイルにぴったり。理想に適ったシステムで満足しています」とのことです。
1階は駐車場とエントランス、2階に待合室と診察室があり、3階に院長室など。2～3階は吹き抜けで開放的。
3施設のホームページを1つにまとめて 必要な情報だけを相互に見やすく
医院のホームページも開院当初はご友人が制作されていましたが、2つの医院と1つの介護施設を束ねる医療法人となったことをきっかけに、リニューアルされることに。「ホームページは、メインとなるトップページだけを見ることが多いですよね。だから施設ごとにホームページがあるよりは、一つにまとめて使い勝手を良くしたいとビスカに相談しました」と 田中先生。
「症状の情報はあえて載せずに、診療時間やWEB予約、アクセスなど、本当に必要な情報だけをシンプルに見 せたい、というこちらの意図を汲んで作ってもらえました。 曜日や担当医によって二つの医院を行き来される患者さんもいますので、この形がやはり便利ですね」。最近では、ストップしていた予防接種の再開をホームページの新着情報で告知したら一日で100件以上もの問い合わせがあり、ホームページの重要性をあらためて認識したと語ってくださいました。
田中先生は「かもいけ耳鼻咽喉科クリニック」と「はらら耳鼻咽喉科クリニック」の両医院を行き来しながら土曜・日曜も診療し、地域医療に貢献されています。
スタッフを信頼し自主性を尊重 すべてはよりよい治療のために
「医療法人 紀」には、全体で50名近くのスタッフが所属しています。スタッフ教育の極意についてうかがうと、「私自身、セミナーとかノウハウ本があまり好きじゃなくて（笑） 。やはり患者さん相手なので、マニュアル通りにやるよりは、自身から自ずと発せられる“優しさ”や“ホスピタリティ”を大切にしてもらいたいですね」。
田中先生の朗らかで闊達な雰囲気は、スタッフ間の風通しの良さや働きやすさにも影響を与えているに違いありません。「一人一人の良さを活かしてもらいたいので、基本的には口出しはしません。各施設の責任者におまかせというスタンスです」とスタッフを全面的に信頼されている様子がうかがえました。
「治療のためにも、患者さんが何でも話せる、通いやすい雰囲気作りが大切だと思いますね」。 二つの耳鼻咽喉科クリニックと介護施設が、100年を超えて地域の方に選ばれる施設へと着実に近づいていることがうかがえる取材となりました。
車で来院の方が多いので、20台分の 駐車スペースを敷地内と近隣に用意。それでもすぐに満車になるそうです。
先生のもう一つの顔
来春から鹿児島大学耳鼻咽喉科教室に入局予定のご子息が、2021年11月にご結婚されたばかり。田中先生もOBである鹿児島大学剣道部で出会われたことから、披露宴は剣道部の飲み会のような雰囲気で大変盛り上がったそうです。
記者よりひとこと
常に謙虚で、ポジティブな言葉を的確に 選びながら、ユーモアを交えてお話しくださった田中先生。多くのスタッフを抱える医療法人のトップでありながら、まるで「校長先生」のような大らかなお人柄に、すっかりファンになってしまいました！
