ニュースレター Vol.122
商品導入
ビスカ商品導入クリニック:古橋歯科医院様
名古屋市営地下鉄・東山線の「本陣駅」は、名古屋駅まで2駅というアクセスの良さで人気のエリア。昔ながらの落ち着いた住宅街にある古橋歯科医院 は、1981年の開業以来、地元の人々から頼りにさ れています。2017年には、古橋匡文先生が先代のお父様より継承。高齢者が多い地域柄ですが、難症 例のインプラント治療や再生治療など専門性の高 い治療が評判を呼び、紹介も増えています。マイクロスコープや歯科用CAD/CAMシステムなど先進の設備を積極的に導入し、治療の質の向上をめざしている古橋先生にお話をうかがいました。
1: 開業以来40年、この地で信頼と実績を積み重ねてきた佇まい。院内には歯科用CT、マイクロスコープ、歯科用CAD/CAMシステムといった先進の設備がそろいます。
2: 話しぶりから寛容なお人柄がにじむ古 橋先生。300時間にもわたるインプラントの講習を受け、最終試験にはシカゴまで行かれたほど勉強熱心です。
3: 受付では幅広い年齢層の患者さんのあらゆるニーズにお応えするために、スタッフ間の連携強化をはかり、いつも笑顔で温かく応対しています。
情報をなるべくシンプルにスピーディーに発信したい
古橋歯科医院とビスカのご縁は、10年ほど前の中部デンタルショーがきっかけで始まったのだそうです。「ビスカのブースで見かけたカルテファイルの使い勝手が良さそうで、ひと目見て導入を決めました」と古橋先生。
その後、ホームページの制作もビスカに依頼することに なった決め手は、カルテファイルでも実感した"ユーザビリティの高さ"。他社制作のホームページに比べ、WEB予約システムの活用をメインに、患者さんが本当に必要とする情報だけ をシンプルに提供できる点を高く評価していただきました。 また、公開後のページ追加や変更といった保守業務に柔軟に対応しているところが魅力的に映ったのだそうです。
「医院の外観は"昔ながら"ですが、トップページで院内設備の充実をわかりやすくアピールすることができました。ディレクターとの打ち合わせもスムーズで、こちらの希望や資料もすぐに反 映してもらえたので、とても満足しています」。
大学病院の口腔外科で長く経験を積ま れてきた古橋先生。インプラントや重度の歯周病の再生治療も積極的に手が けられています。
複雑な予約管理をスムーズに 新システムの「V-apo」に期待大
「ホームページとWEB予約のシステムを連動させたい」と古橋先生が選ばれたのが、新しく発売されたばかりの歯科専用予約システム『V-apo(ブイアポ)』でした。
これまで使われていた他社の予約システムでは、技工物が届く前に患者さんが予約を入れられるので、トラブルの発生が懸念されたそうです。 「V-apo導入の決め手は、 さまざまな"予約制限"がかけられるところ。 また、これまでは最短でも20分の枠しか取れませんでしたが、V-apoなら5分の枠も取れるので消毒だけの場合にも便利。LINEとも連携できて、患者さんのスマホへ予約日時を自動通知する機能でうっかり忘れを防げるので、双方にとってメリットが大きいと思います」 。
現在は現システムからV-apoへとデータを順調に移行中。「V-apoはタブレットで直感的に操作できるうえ、カスタマイズ性が高いのがいいですね。今後、予約がより快適になることを期待しています」
各ユニットに大きなモニターを設置。お口の様子を撮影した画像や、治療に関する資料を映しながら、視覚的にもわかりやすい説明を行います。。
各ユニットにはiPadを設置。次回の診療予約 もこのiPadを使ってチェアサイドで行います。V-apoの「次もこの内容で予約する」という機能が便利とのこと。
医院のユニットは4台。古橋先生と大先生、歯科衛生士のメンテナンス用に割り当て、あとの1台は急患や消毒など臨機応変に対応させています。
増えてきたインアクティブカルテは、バックヤードの収納棚へ移動。ビスカのファイルは番号が見やすく、整理は短時間で終えられたそう。
診療中は電子カルテを主に使い、紙の資料や写真はカルテファイルで管理。技工所から届いた補綴物の保証書などもファイルで一緒に保存しています。
ホームページは『プレミアム』プランのプレーンデザインをセレクト。医院スタッフから「写真を増やしたほうが、院内の雰囲気を伝えられますよ」とアドバイスされ、画像の切り替えをオプションで付けることに。
抜けるような青空の写真が全面に敷かれ、清々しい印象を放つ診察券。診療時間と電話番号など、必要かつ大切な情報をわかりやすくレイアウトしました。
地域のかかりつけとして信頼に応えるために
大学病院の口腔外科で経験を積み、2010年からはお父様が院長を務める古橋歯科医院で一緒に診療をされてきた古橋先生。2017年に医院を継承されましたが、開業して40年という歴史ある医院の院長となるプレッシャーは感じなかったのでしょうか。
「自分が管理者になったからとガラッと変えるのではなく、 まずは診療において本当に必要なものを揃えることから始めていきました」診療室の照明をLEDに、歯科用CTやマイクロスコープ、歯科用 CAD/CAMシステムなど院内設備を少しずつ充実させ、"地域のかかりつけ"としての機能性を強化。これらの先進の設備は、古橋先生が得意とされるインプラント治療をはじめ、高い精度が求められる診療にまさに役 立っています。
「今後は非接触で対応できるデジタル診察券など、受付まわりの機 能性も高めていきたいですね」。患者さんの信頼に応える医院づくりの姿勢は、確かに継承されています。
以前の駐車場は手狭で出入りがしづ らかったことから、医院の隣の土地を駐車場として拡張。最近は車で来院される患者さんが増えたそうです。
先生のもう一つの顔
休診日も、歯科医師会の仕事に精力的に取り組まれている古橋先生。貴重なオフの日は、口腔外科医の奥様(育児休 業中)や3人のお 子さんと家族水入らずの時間を過ごすほか、ジムで汗を流したり、ゴルフをしてリフレッシュされているそうです。
記者よりひとこと
最新の技術と知識、先進の設備を駆使して、お父様に引き続き地域の歯科医療に貢献されている古橋先生。気負いのない「自然体」なお人柄と相まって、患者さんの信頼をますます集めていることがうなずける取材でした。